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スノストによる友情短編

第4章 永遠に(とわに)〜あべさく〜


あいつは、いつまで経っても学校来ない。

担任の先生にも、、

「、、阿部。あと、10回休んだらあいつは留年だ。そう伝えておいてくれ」

亮平「わかりました、、」

留年確定かな、、、
せっかくここまで来たのに、、一つ学年が下がるのはなんか嫌だった。
俺はあいつと笑って卒業したい。それは、辰哉も翔太も思ってるはず。

だから、、俺は放課後もあいつの家の前で待ち続けた。

そんなある日、、

亮平(、、あ、、雨だ。)

天気予報では言ってなかったのに、、、

そんなこと思ってる間に雨足は強くなって、、
俺はただ呆然と立ち尽くし、あいつの帰りを待っていた。

亮平「、クッシュン、」

風邪ひいたかな、、
そーいえば頭がクラクラ、、

そう思った時には遅くて、俺は気づいたら大介の家の前で倒れた。

次に目を覚ますと、、、

?「、、はぁ、、お前馬鹿じゃねーの。人ん家の前で倒れててさ。」

亮平「、だ、いすけ、?」

大介「近所のやつらが、お前が倒れてるからって人ん家の前で人だかりつくってよ。ほんと迷惑なやつだわ。」

そっか、、大介が助けてくれたんだ。
しかも、冷えピタも貼ってあって、俺の服も着替えさせてくれてる、、



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