スノストによる友情短編
第4章 永遠に(とわに)〜あべさく〜
大介「、、飯は。」
亮平「え、?」
大介「食えるか?」
亮平「え、あ、うん、、」
大介は、立ち上がり部屋から出て行った。
しばらくすると、、部屋に戻ってきて、、
大介「、、これ、食っとけ。」
渡されたのは、おかゆ。
しかも俺が好きなおかゆだ、、
亮平「、、作ってくれたのっ、?これ、、」
大介「、、、いいから黙って食え」
このおかゆを好きなの、家族と幼なじみしか知らない。
覚えててくれたんだ、、、
大介が作ってくれたおかゆを食べ終わり、、
亮平「美味しかった。ありがとう、、」
大介「、、ほら、薬。飲んだら寝ろ。」
大介はなんだかんだ、優しいやつなんだよね、、
だって、自分の部屋で自分のベッドに普通人なんていれさせないし、寝て欲しくないのに、、
大介は、優しいんだ。
渡された薬をのみ、、俺はまた横になった。
大介は、その様子を確認し、部屋の外を出ようとした。
亮平「、、大介っ、!」
大介「んだよ、、」
亮平「、、、そばにいて、、お願い、、」
手を握りしめてほしい。ただそれだけ。
大介「、、、」
大介は何も言わず、俺のそばにやってきた。
そして、、何も言ってないのに手を握りしめて、、頭を撫でてくれた。
まるで、子供を寝かしつけるかのように、、、