スノストによる友情短編
第4章 永遠に(とわに)〜あべさく〜
頭を撫でてくれる心地よさ、、
気持ち良くなっていた。
亮平「、、ねぇ、大介、、」
いまだ手を止めずにやってくれてる大介
大介「んだよ、さっさと寝ろよ。」
亮平「、、俺のそばにずっといてっ、泣」
それだけ、ただそれだけを伝えるのに涙が溢れ出してきた。
俺の想いが伝わればそれでいい。
すると、、大介にも想いが伝わったのか、、
大介「、、、だから、今こうしてんじゃん。」
え、、?
大介「、、ごめん。今まで本当は、お前らの顔を見たかった。笑ってる顔が見たかった。」
亮平「大介?」
大介は、泣きながら想いを伝えてくれた。
俺は起き上がり向かい合った。
大介「俺を見つけるなり、お前らが大介!って呼んでくれて、嬉しかった。あ、俺にも必要とされてる人たちはいるんだなって思った。」
亮平「大介、、」
大介「俺、お前らのことが好き。でも、こんな姿になって、、会うのが恥ずかしかった。」
大介は、すべてを吐き出すように話してくれた。
俺も真剣に聞いた。
大介「さっきも、亮平が俺の家の前で倒れてて、頭が真っ白になって、理解するのに時間かかったけど助けなきゃって思った。」
亮平「大介、、ありがとう、、もういいよ、、」
泣き止まない大介をギュッと抱きしめると、
大介も泣きながら抱きしめ返してくれた。