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スノストによる友情短編

第7章 結〜あべさく〜


阿部サイド

彼女がいるなんて嘘。
だって、、ついこないだフラれた。

本気で好きだった俺は、落ち込んだから活動はもちろん勉強にも精を出して忘れようと必死だった。

フラれた理由としては、、、

『亮平くんは、私を見てない』

『私よりも、もっと大切な人が近くにいるんじゃない?』


その言葉に理解できなかった。
俺の中で気付いてないだけ、??

モヤモヤして、、最後に彼女が作ってくれたお菓子を食べると思い出してしまうし、捨てたら申し訳ない。

佐久間が好きだというのを知ってたから、全部あげようと思い持ってきた。

佐久間はすごく嬉しそうに笑って、気付いたらもうお菓子を食べ始めていた。

佐久間「、、ん〜まっ!うまっ、!!」

遠くから聞こえる喜んでる声。

阿部「、、、」

俺もなるべく気づかれないように心配されないように、、笑ってるけど、、

深澤「、、阿部ちゃん。ちょっと。」

ふっかと翔太に呼ばれ、人気の少ないところまで連れてこられた。

渡辺「、、阿部、俺たちになんか隠してない?」

阿部「え、?」

深澤「お前、隠しきれてると思ったら大間違いだからな笑」

やっぱり、隠せてなかったか、、
2人にバレてる、、、


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