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雷鳴の夜

第29章 将来のために

「翔〜!朝ごはん食べるか〜?」

「食べる〜!」

空いてる時間帯を選ぶので早朝に帰って来たりする

今日はまだ遅い方

高校に入ってからは食欲も戻ってきた

ほっぺをパンパンにして食べる姿

事故前に戻ったようだ

「翔…そんなに詰め込まなくても…
誰も取らないだろ?」

「あっ…ごめん
学校だと雅紀に取られるんだもん」

ごくんと飲み込みゆっくり食べ始める

「お前達学校で何してんだよ…」

「ん?躾け?全然覚えてくれないけど」

「おまえなぁ…友達に躾けって…
翔の学校は動物園か?」

「動物園というよりジャンルかサバンナだね」

「楽しそうだな」

「愉快な仲間達と楽しんでるよ〜」

まぁ楽しいならいいか

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