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雷鳴の夜

第34章 送る

「松兄…俺が送って行ってもいい?」

「俺じゃなくてあいつに許可取れよ」

顎で翔ちゃんを指す

て事は松兄からは許可出たんだよな

そっと翔ちゃんの横へ行き

「俺に家まで送らせて」

ちょっとびっくりした目を俺に返す

少し考えてコクンと頷く

「智!傘!」

松兄が投げた傘を受け取り翔ちゃんと一緒に入る

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