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雷鳴の夜

第34章 送る

「どうぞ」

コトリとテーブルに置かれた緑色の飲み物

カップをとり一口飲む

「あちっ!うまっ!」

まじまじとカップの中を見つめる

「ククッ…普通のインスタントですよ」

おっ…少し不安気なのが消えたか…

「ん?抹茶オレなんて初めて飲んだかも」

「えっ⁉初めてなのに選んだんですか?」

「あっ…適当に抜いたらこれだった」

なんだかクスクス笑われてる

「ククッ…やっぱり智さん面白い
私のカフェオレと交換しますか?」

「いや…うまいからこれでいい」

翔ちゃんはソファの前のラグの上にペタリと座る

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