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雷鳴の夜

第38章 アイス

「…智さんアイス食べたいの?」

「ん?普段はあんまり食べないけどね
今日は食べたい気分」

「そっ?じゃあ智さんの好きなの選んだら?」

「別になんでもいいから
翔ちゃんの食べたいのでいいよ
これとこれでいいんだよね?」

ぽいぽいっとかごに入れてレジへ向かったら

ちょっとびっくり顔でついてくる

お金を払ってたら慌てて出そうとする

今日は俺が払うって言ったら

少し考えてやっと財布をしまう

もう…彼氏なんだから甘えていいのに…

こんな所が翔ちゃんの良い所だけどね

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