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雷鳴の夜

第39章 二つの顔

「ごめんなさいそろそろ行かないと」

準備を終えて出てきた

仕事に行くにはラフな服装

また俺の中に黒い物が渦巻く

「翔ちゃん仕事なのにその格好?」

我慢できずについ聞いてしまった…

「えっ?変ですか?」

「いや…似合ってるけど…仕事でしょ?」

「良かった…今日は詳しく言えないけど
遺品整理みたいなお仕事なんです」

そっか…動きやすいからラフな服

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