テキストサイズ

雷鳴の夜

第46章 雅紀の疑惑

増「俺は翔さんのが所長に向いてると思いますよ〜
今からでも所長の椅子
渡した方がいいんじゃないっすか?」

ニ「増田てめぇ
これ以上翔ちゃんの負担増やす気か!」

増「じゃあ二宮さんでもいいですよ」

ニ「俺も翔ちゃんの次に忙しいの!」

増「じゃあ俺がやりましょうか?」

相「はぁ⁉ストーカー疑惑のお前に
個人情報見放題の所長なんか任るわけないじゃん!」

なんて三人で騒いでるのに

いつもなら止める翔ちゃんは黙ったまま

ニ「翔ちゃん大丈夫ですか?」

雅「翔ちゃんなんかあった?」

翔「へっ?なんで?なんにもないよ」

ニ「体調悪いなら帰っていいですよ
有給だって溜まってるし」

翔「ほんとに大丈夫だってば
ちょっと寝不足でぼーっとしてただけ」

笑顔で返すけど…気付いてる?

目の奥笑って無いよ

ストーリーメニュー

TOPTOPへ