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雷鳴の夜

第50章 別れ話

それでも必死に藻掻いて逃げようとする

不思議に思い離れれば

「今日はしない」

きっぱりとした拒絶

遠くでまた雷鳴がなり抱きつかれる

「翔?どうした?今日はあの日?」

命日が近いから不安なのかなんて聞けず

少しふざけながら髪を撫で聞く

「ちがう…もう…終わりにしよ…」

突然別れの言葉

「なんで?俺なんかした?」

やっぱり昼間の不安が当ったのか…

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