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雷鳴の夜

第51章 セフレ?

「もうセフレなんて嫌なの!」

セフレ?なんでそんな事?

「セフレって何?」

自分でもびっくりするくらい低い声が出た

「だって…そうなんでしょ」

怯えたのか翔の声は小さくなる

「俺…翔の事そんなふうに思った事ないよ」

「そんな嘘…つかなくていいよ」

なんで…嘘なんて思う?

「嘘なんて…俺は本気で翔の事好きだよ」

俺の言葉にボロボロと泣き出す

そんなふうに思わせてたなんて…

思わず強く抱きしめる

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