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雷鳴の夜

第15章 戸惑い

バスタオルに包まり蹲る翔

「大丈夫か⁉気分悪くなったか⁉」

小さく横に振られる首

どうした?と思ってたら

「まー…パジャマ…ない」

あっ…姉はパジャマや下着は脱衣場に纏めていた

「ごめん!翔!持って来るの忘れた」

とりあえず持ってきた服の中

代わりになりそうな物を探す

慌てて取ったので適当な物が無い

「翔…とりあえずこれ着て待ってろ」

俺のスエットの上を渡しコンビニに走る

子供のしかも女の子用

なんとか見つけてレジに出せば店員も怪訝そう

そんな事に構ってられず急いで戻る

俺のスエットだからワンピース状態

買ったばかりの下着を渡し

「ごめんな、明日取りに行こうな」

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