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雷鳴の夜

第22章 秘密

確かに見つからないうちに返せと言ったな…

「返さないと…怒られる…」

「だな…じゃあ具合悪くなったらすぐ保健室行けよ
今日は休みだからすぐに迎えに行くからな」

小さく頷き学校の準備を仕出した

俺も朝食を準備して送り出す

「まーくん!行ってきます。ありがと!」

一応元気に出て行ったが昼前に連絡があり迎えに行く

車に乗せながら「バレずに返せたか?」と聞けば

ぐったりしながらも親指を立てる

良かったなと

髪をくしゃくしゃと撫で回し連れて帰った

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