エッチな女子達の事情
第4章 エッチな女子達の旅行①
「痛かたったんだからな!!」
先輩は私の襟首を引っ張ると無理やり振り向かせ、頬に平手打ちを食らわせた。
ジンジンと叩かれた頬が痛む……
「ぐっ……!」
どうやら叩かれた時に口が切れてしまったみたいだ。
口端から血が流れていることが分かる。
血は顎を伝い、私のブラウスにポタリと落ちた。
(杏寿郎さんに買ってもらったブラウスなのに……!)
買ってもらったブラウスが血が汚れた事に、私はすごく腹が立った。
たぶん気持ちが表に出てしまっていたのだろう。
「なんだよ! その目は!!」
怒り狂った先輩に更に2発、顔を殴られた。
さすがに2発も殴られば自然と、抵抗する気も失せる。
先輩はこれを待っていたのだろう。抵抗しなくなった私の髪の毛を掴むと台へと叩きつけた。
ダァン! と凄まじい音がした。
「いっ……!」
顔面を台へと叩きつけられた頬が痛む。
先輩は私のスカートを捲り上げると、パンツに手をかけた。
「……やっ……!!」
振りほどこうと肘鉄を食らわせようとするが、塞がれてしまった。
私の抵抗も虚しく、先輩はパンツを膝まで引き下ろした。