エッチな女子達の事情
第5章 エッチな女子達の旅行②(チョコ×禰豆子)
役割を果たさなくなったブラジャーが床に落ちる。
私はその光景を名残惜しそうに眺めた。
ブラジャーを手繰り寄せようと手を伸ばそうとしたが、チョコに動きを封じられてしまった。
腕を掴まれ、頭上で一括りにされる。
これでもう、抵抗も出来ない。
なす術が無くなった私は悔しさに涙を流した。
「やっぱりな。”手付け済み"だったってワケか」
発せられた声は冷たく、胸を抉るような言葉だった。
手付け済み……
その残酷な言葉に禰豆子が目を見開き、チョコを見つめる。
震えるような瞳孔に、チョコは構うことなく言葉を続けた。
「あの変態にどこまでやられた? 」
凄みを利かせた声で問い詰めると、禰豆子は「え、あ、う」と歯切れの悪い言葉で返してきた。
それがまた、チョコの怒りを増幅させる。
チョコは忌々しそうに舌打ちをすると、禰豆子の手を押さえつけた。
「……いっ……!」
痛みに私が呻くが気にしない。
それどころかチョコは、骨が折れる勢いで掴み上げた。
「だから俺は言っただろ? ホントに”いいのか"って」
「え……」
私はその光景を名残惜しそうに眺めた。
ブラジャーを手繰り寄せようと手を伸ばそうとしたが、チョコに動きを封じられてしまった。
腕を掴まれ、頭上で一括りにされる。
これでもう、抵抗も出来ない。
なす術が無くなった私は悔しさに涙を流した。
「やっぱりな。”手付け済み"だったってワケか」
発せられた声は冷たく、胸を抉るような言葉だった。
手付け済み……
その残酷な言葉に禰豆子が目を見開き、チョコを見つめる。
震えるような瞳孔に、チョコは構うことなく言葉を続けた。
「あの変態にどこまでやられた? 」
凄みを利かせた声で問い詰めると、禰豆子は「え、あ、う」と歯切れの悪い言葉で返してきた。
それがまた、チョコの怒りを増幅させる。
チョコは忌々しそうに舌打ちをすると、禰豆子の手を押さえつけた。
「……いっ……!」
痛みに私が呻くが気にしない。
それどころかチョコは、骨が折れる勢いで掴み上げた。
「だから俺は言っただろ? ホントに”いいのか"って」
「え……」