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エッチな女子達の事情

第5章 エッチな女子達の旅行②(チョコ×禰豆子)

チョコは無遠慮に指を動かす。
その度に卑猥な音が増した。


クチュクチュグチュピチャ


耳を塞ぎたくなるような卑猥な音に、私は顔を真っ赤にせた。
これ以上、この音をチョコに聞かれたくない。
こんな卑猥な音。
聞かれていると思うだけで恥ずかしい。


「んっ、や、あ、あぁっ……!」


口からは甘い声が漏れ、その声がチョコの高揚感を煽った。


「すげぇなお前。そんなに俺にこうされたかったんだ」


チョコが情欲を纏わせた声で問いかけてくる。
甘く低い声に、私の身体は再び熱を持ち始めた。
胸の当たりが苦しいくらいに熱い。
先程からずっとこの調子だ。


指でソコを弄られ、みっともなく喘ぐ姿は目を覆いたくなるほど恥ずかしい。
だがその乱れきった姿が嫌でも目に入ってしまう。
なぜなら、私の数メートル先には大きな姿見があったからだ。
ボロボロで長い間使われていない姿見だが、それは木枠の部分だけで鏡には傷一つなかった。
いっそうのこと、傷が付きボロボロだったら良かったのに。
それなら乱れた姿も映らない。
でも今ではそれも全て泣き言。


とにかく今はチョコに鏡をバレないようにしなくては……!
彼なら鏡の前で行為をやりかねない。
そうなれば恥ずかしくて死んでしまう。


でも既に時は遅かった。

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