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エッチな女子達の事情

第2章 加納由香


「すぐ戻るからね〜」


光はそう言うと、そのままカラオケボックスを出てゆく。



部屋には私だけ1人、取り残された。



「なんだよ……人をその気にさせといて……」


すっかりヤる気が失せた私は、ソファーに寝そべった。


ぼんやりと天井を眺める。


「ハァ……」


何やってるんだろう私……


なんでこうなっちゃったのかな……


ハア……疲れる……


「ジュース飲も」


気だるい身体を起こしながら、私はテーブルに置かれたメロンソーダに手を伸ばした。



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