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酔い醒めた後

第68章 プロポーズ

急いでソファに移動して

翔くんが缶詰開けるのを

ワクワクと期待して見つめる

翔くんはちょっと手こずりながら開けて

中を確認した途端に目が

何時もより大きくなったと思ったら

すーっと一筋の綺麗な涙を落として

ふわりと笑顔を向けてきた

o「翔くん手かして」

s「…はい」

手にとって左手薬指にそっとはめる

o「良かった…サイズピッタリだ」

s「ありがと智くん…嬉しい…」

o「じゃあ翔くんが今度は俺につけてよ」

俺の指輪を翔くんの手のひらに置いたら

またびっくりした顔してるよ

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