無料で楽しめるちょっと大人のケータイ小説

s「これって…お揃い…」

o「結婚指輪なんだから当たり前だろ
ほらっ！早くつけてよ〜」

ぷらぷらと翔くんの目の前で指を振ったら

ちょっと笑われて手を持たれ薬指についた指輪

翔くんの左手を持って横に並べたら

嬉しくて堪らないって顔をしてる

指輪を見つめてるきみの横顔を眺めてたら

s「俺の指に智くんがいるんだね
綺麗…もういつ死んでもいいや」

o「ちょっと翔くん…まだ死なないでよ
これからもっと二人で幸せになるんだからね」

照れ隠しでもそんな事言い出すから

少し拗ねて唇を尖らせたら

ごめんねとまたキスされた