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君がスキ

第1章 出会い

そんなことを思いながら4人で校門を出た。

潤「あの、なんかお礼させてください。助けてもらったし。」

翔「そんな、全然いいよ。」

潤「いやでも…」

翔「いいのいいの。てか、タメ口でいいよ。同じ学年なんだし。」

潤「え?あ…うん。わかった。あと、ごめん、えと、その、名前、なんていうの?」

そう言われて、俺は潤に名前を教えてないことに気づいた。(名前を知ってもらってないことにちょっと傷ついたけど。)

翔「櫻井翔だよ。呼び方はなんでもいいから。」

潤「うん、じゃあ、翔。」

翔「えっと、お前は松本潤だよな。潤でいいか?」

潤「うん。」

隣で雅紀が二宮に名前を教えていて、にのちゃんと呼んでもいいと許可をもらってはしゃいでいた。

よかったな、雅紀。

初めての会話だけど、俺ら4人はすっかり打ち解けた。
それで、その日俺らは友達になった。

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