
アブノーマルな恋愛しませんか?
第2章 オフィスで
「杉下さんのパソコン覗いていいですか?」
と、石田君に言われ別にやましい事はないけど、弄られたら面倒臭いものもありそう言われると気になり自分のデスクへと戻った。
「何か見たい資料でもある?」
石田君が見ていたのは私が作った資料で
「コレの作り方教えて下さい」
と言われ、眼鏡を外したままだったので見えなくて画面に近づくと
「捕まえた」
と、石田君の腕が私のお腹に回り引き寄せられ私は石田君の膝の上に座ってしまった。
「チョットやめてよ」
抵抗しても石田君覗の腕は離れなくて
「杉下さん。俺とアブノーマルな交際しませんか?」
と、石田君は私に訳の分からない提案を持ちかけてきた。
