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my life

第17章 my life-欲求

infinityに出勤すると早速あいつが絡んできた。

「石井く~ん。おはよ。ねぇねぇ暇な日ある?」
「おはよ、ナツキ。毎日忙しい。」

「うそつき~。暇な日があったらバイトしない?」
「いや、忙しいから。」

「いいじゃーん。ケチ。聞くだけ聞いてよ。あのね。友達が地元からこっちに出てくるんだけど、仕事終わってからだと終電間に合わないらしいの。車だしてくれないかなって思ってね。」
「ダルっ!」

「ん~3万出す!送迎してくれたら3万!」
「マジで?お前、金持ってんな。」

「私を誰だと思ってんのよ。前の店でも結構人気だったんだから。タクシー使ってもいいんだけど、タクシー苦手な子でさ。お願い!」

「仕方ねぇな。3万の為だな。いつ?」
「今週の土曜。仕事終わったらお願いしてもいい?」

「わかったよ。ほら、さっさとつっちーに絡んでこい。」
「つっちーはいいよぉ。石井くんがいればナツキは十分だもーん。」

「はいはい。散れ!」
「きゃ~」

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