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my life

第21章 my lyfe-クリスマス

クリスマスイベント用の酒も用意でき、店内もクリスマスっぽくなってきた。


クリスマスイブは彩と過ごすか。彩にケーキを焼いてもらって、シャンパン買って、たまには酔った彩を見るのも悪くないだろう。


『クリスマスイブは空けておくように。それと、ケーキはお前が作ったのしか食べないから。』
『はい!いちごたっぷりのせて用意しますね!』

彩の顔を見ると嬉しそうににこにこしていた。
そんな顔のまま接客しないようにとLINEを送り、俺も仕事に戻った。



イベントの日。
女の子たちはそれぞれサンタになって接客。
サンタの衣装でもそれぞれデザインが違う。
モコモコの生地素材のだったり、ロングドレス風のだったり。

彩はどんなのにしたのか楽しみにしていた。
滝田さんと同伴して着替えていた彩を見ると・・・。

キャミ風ミニスカートサンタ。そしてアミタイ&ガーターベルト・・・。

「彩、ちょっと。お前なんでそんなの選んだの?」
「変ですか?変ですよね・・・。どうしようか迷っていたらみんなが決めてくれて。それで、私がひいたクジが、ガーターベルトのコレだったんです・・・着替えてきますっ!」

更衣室に戻ろうとする彩の腕を掴み、耳元で囁いた。

「イブはその姿で出迎えてくれよな。」

コクンと頷き、顔を真っかにさせて滝田さんのところに行ってしまった。
あれは反則だろ。露出もあるけど、あいつの裸を想像させるような・・・俺も気合入れて仕事しないと彩サンタに心奪われてしまう

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