my life
第21章 my lyfe-クリスマス
彩の家に着いたのは23時を過ぎたころだった。
「悪い。今着いた。」
「・・・。」
「イルミネーション見に行こうか。」
彩の腕を引き、車に乗せて走らせた。
窓の外を眺めてあまり話さない彩。
時間も遅いせいか、心当たりの場所を走らせたがイルミネーションは終わっていた。
「ここも終わってるか。でもさ、ほら、クリスマス一番最後の時間に俺といられるだけ幸せだろ。」
「・・・そうですね。」
彩が下唇を噛みながら絶えているなんて、窓の外に顔を向けていて俺からは表情が見えないし、わからなかった。
「あ~や~ちゃん。怒ってるの?」
「大丈夫ですよ。怒っていませんよ。」
「店で毎日会ってるんだからいちいち怒らなくたっていいだろ。」
「・・・そうでしたね。」
彩を家に送り、俺も家に帰った。彩とわずか2時間もいなかった。
キスをするわけでもなく、抱き締めることももしなかった。
彩がいつも大丈夫って、俺を責めることをしなかったから、彩は俺から離れて行かないと過信していたんだ。
彩が作ったディナーもケーキもまた食べることもないまま。
「悪い。今着いた。」
「・・・。」
「イルミネーション見に行こうか。」
彩の腕を引き、車に乗せて走らせた。
窓の外を眺めてあまり話さない彩。
時間も遅いせいか、心当たりの場所を走らせたがイルミネーションは終わっていた。
「ここも終わってるか。でもさ、ほら、クリスマス一番最後の時間に俺といられるだけ幸せだろ。」
「・・・そうですね。」
彩が下唇を噛みながら絶えているなんて、窓の外に顔を向けていて俺からは表情が見えないし、わからなかった。
「あ~や~ちゃん。怒ってるの?」
「大丈夫ですよ。怒っていませんよ。」
「店で毎日会ってるんだからいちいち怒らなくたっていいだろ。」
「・・・そうでしたね。」
彩を家に送り、俺も家に帰った。彩とわずか2時間もいなかった。
キスをするわけでもなく、抱き締めることももしなかった。
彩がいつも大丈夫って、俺を責めることをしなかったから、彩は俺から離れて行かないと過信していたんだ。
彩が作ったディナーもケーキもまた食べることもないまま。