my life
第24章 my lyfe-バレンタイン
バレンタインが近付くと、彩と同伴する客が普段よりさらに嬉しそうにしていた。
デレデレって言葉がよく合う。
「見てよ。石井ちゃん。彩ちゃんがくれたんだよ~。もしかしたらくれるかなって思っていたけど、本当にもらうとテンションあがっちゃって。うん!今日は奮発しよう!石井ちゃんも一緒に飲もう!」
綺麗にラッピングされた中身はきっとチョコ。
すんげーよろこんでんじゃん!
平日ということもあって店内はだいぶヒマ。
「じゃあ、ちょっとだけいただきます。」
客が入れてくれたシャンパンを一緒にいただく。
つっちーがこっちを睨んでるけど、無視。
客が語る彩の話をうんうんと聞いて、途中で同伴でどこに行っているかとか探りを入れたりしながら飲んだ。
翌日滝田さんが彩と同伴出勤した時も、滝田さんに似合わない可愛い手提げ袋を提げていたから彩が渡したものだってすぐわかった。
『俺のチョコは?』
『もちろん準備してるよ。早く逢いたい!』
ん?やばい。うっかりマリアにLINE送ってしまった。
間違えたとも言いづらいし。
バレンタイン当日、仕事終わったら家に行くことを伝え、携帯をしまった。
デレデレって言葉がよく合う。
「見てよ。石井ちゃん。彩ちゃんがくれたんだよ~。もしかしたらくれるかなって思っていたけど、本当にもらうとテンションあがっちゃって。うん!今日は奮発しよう!石井ちゃんも一緒に飲もう!」
綺麗にラッピングされた中身はきっとチョコ。
すんげーよろこんでんじゃん!
平日ということもあって店内はだいぶヒマ。
「じゃあ、ちょっとだけいただきます。」
客が入れてくれたシャンパンを一緒にいただく。
つっちーがこっちを睨んでるけど、無視。
客が語る彩の話をうんうんと聞いて、途中で同伴でどこに行っているかとか探りを入れたりしながら飲んだ。
翌日滝田さんが彩と同伴出勤した時も、滝田さんに似合わない可愛い手提げ袋を提げていたから彩が渡したものだってすぐわかった。
『俺のチョコは?』
『もちろん準備してるよ。早く逢いたい!』
ん?やばい。うっかりマリアにLINE送ってしまった。
間違えたとも言いづらいし。
バレンタイン当日、仕事終わったら家に行くことを伝え、携帯をしまった。