my life
第10章 my life-千絵の秘密
山崎さんの勧めで2件目に。
山崎さんの同級生が店長をしているという店に入るとユーロビートが流れていて、かなり賑わっていた。
「お前元気なかったからこんなうるさい所の方が気が紛れるんじゃないかってな。それにしても今日は混んでるな。」
俺たちは空いているカウンターに俺を中心に3人で並んで座った。
しばらくは山崎さんの昔の武勇伝を酒のつまみに聞いていた。
「あ、たまには彩、お前も酒飲んでみたらどうだ?」
「はい?こいつ、infinityでもいつもノンアルですよ。止めておいた方がいいんじゃないですか?」
「弱く作ってもらえば平気だろ。帰りは俺か石井が送れば平気だろ。タクシー代は出すから。」
「えっ。私、お酒弱いから皆さんに迷惑かけてしまいます・・・。」
「別に仕事中じゃないんだから多少ぐったりしても寝てしまっても迷惑かかんないぞ。ま、そんなに嫌なら違うカクテルでも作ってもらうか。」
しゅんと答えた彩だったが、山崎さんはぶつぶつ呟きながらカウンターのマスターを呼んで店の奥に行ってしまった。
山崎さんの同級生が店長をしているという店に入るとユーロビートが流れていて、かなり賑わっていた。
「お前元気なかったからこんなうるさい所の方が気が紛れるんじゃないかってな。それにしても今日は混んでるな。」
俺たちは空いているカウンターに俺を中心に3人で並んで座った。
しばらくは山崎さんの昔の武勇伝を酒のつまみに聞いていた。
「あ、たまには彩、お前も酒飲んでみたらどうだ?」
「はい?こいつ、infinityでもいつもノンアルですよ。止めておいた方がいいんじゃないですか?」
「弱く作ってもらえば平気だろ。帰りは俺か石井が送れば平気だろ。タクシー代は出すから。」
「えっ。私、お酒弱いから皆さんに迷惑かけてしまいます・・・。」
「別に仕事中じゃないんだから多少ぐったりしても寝てしまっても迷惑かかんないぞ。ま、そんなに嫌なら違うカクテルでも作ってもらうか。」
しゅんと答えた彩だったが、山崎さんはぶつぶつ呟きながらカウンターのマスターを呼んで店の奥に行ってしまった。