テキストサイズ

my life

第10章 my life-千絵の秘密

なんだ?とよく見てみるとカウンターのテーブルの下で彩のスカートの中に手を入れているのが見えた。

彩の隣で飲んでいる40代くらいのサラリーマン。

「彩、ちょっと。」


彩の腕をグイっと引っ張り、立たせた。

立ちあがった瞬間バランスを崩した彩は俺の腕の中に収まった。

山崎さんがいなかったらこのまま連れ去りたいと思ってしまった。

「すみません・・・。」
「いいから、席チェンジ。な。」

場所を俺と代わり、俺は隣のサラリーマンを睨みつけた。

「手出すんじゃねぇ。」

サラリーマンはそそくさと会計をして帰って行った。

安心して飲み続けているとだんだん彩の反応が悪くなってきた。

眠くなってきたのか?そう思って様子を見ていた。

ストーリーメニュー

TOPTOPへ