my life
第10章 my life-千絵の秘密
部屋に戻ると彩はスマホを手に固まっていた。
そっとのぞきこむと
『いいかげん俺につかまってくれないと。我慢の限界。優奈を忘れられない。』
そんな文章が見えた。
「誰?」
「あ!石井さん!・・・誰でもないです。」
「てか、優奈って?」
「私の名前です。彩は山崎さんがつけてくれたお店での名前で。」
「ふぅーん。で、誰なの?そのLINEの相手は。」
「・・・元彼です。色々あって。ちょっとこじれちゃったんです。」
苦笑いをしてごまかしてるのは明らか。これ以上追及してもなと思い、止めた。
「なぁ、腹減った。飯食いに行かないか?」
「外に出るのはあまり・・・簡単なもので良ければ何か作りましょうか?・・・でも、お家に帰って奥さんに何か作ってもらっては?」
「はぁ・・・。あいつとはたぶん別れることになると思う。彩を抱いておいてから言うのも卑怯だと思うけど、俺、お前が欲しいんだ。」
「え・・・。でも、私はダメです。チアキちゃんが石井さんのこと昔から気になっていたから近づいたらダメだよって。私じゃなくて、チアキちゃんのこと気にしてほしいです。」
「あのなぁ。チアキは良い奴だよ。チアキが無理にinfinityに誘ってくれなかったら俺は彩と出会ってなかったし。だけど、チアキはなんつうか・・・要するにアイツじゃ勃起しない。」
「ぼっ・・・!!!」
「で、お前自身は俺のことどう思ってるんだ?」
「いつも迷惑をかけてしまって、申し訳ないというか、ありがたい存在ですけど・・・。奥さんに迷惑がかかること
はしたくないので、無理です。」
「そうか・・・ま、そのうち、俺のことしか考えられなくしてやるから覚悟しておけ。言いたいこと言ったし。お前のこと、本気で狙って行くから。嫁と話つけてくるから帰るな。」
ぽかんとした彩の頭にキスを落とし、部屋を後にした。
そっとのぞきこむと
『いいかげん俺につかまってくれないと。我慢の限界。優奈を忘れられない。』
そんな文章が見えた。
「誰?」
「あ!石井さん!・・・誰でもないです。」
「てか、優奈って?」
「私の名前です。彩は山崎さんがつけてくれたお店での名前で。」
「ふぅーん。で、誰なの?そのLINEの相手は。」
「・・・元彼です。色々あって。ちょっとこじれちゃったんです。」
苦笑いをしてごまかしてるのは明らか。これ以上追及してもなと思い、止めた。
「なぁ、腹減った。飯食いに行かないか?」
「外に出るのはあまり・・・簡単なもので良ければ何か作りましょうか?・・・でも、お家に帰って奥さんに何か作ってもらっては?」
「はぁ・・・。あいつとはたぶん別れることになると思う。彩を抱いておいてから言うのも卑怯だと思うけど、俺、お前が欲しいんだ。」
「え・・・。でも、私はダメです。チアキちゃんが石井さんのこと昔から気になっていたから近づいたらダメだよって。私じゃなくて、チアキちゃんのこと気にしてほしいです。」
「あのなぁ。チアキは良い奴だよ。チアキが無理にinfinityに誘ってくれなかったら俺は彩と出会ってなかったし。だけど、チアキはなんつうか・・・要するにアイツじゃ勃起しない。」
「ぼっ・・・!!!」
「で、お前自身は俺のことどう思ってるんだ?」
「いつも迷惑をかけてしまって、申し訳ないというか、ありがたい存在ですけど・・・。奥さんに迷惑がかかること
はしたくないので、無理です。」
「そうか・・・ま、そのうち、俺のことしか考えられなくしてやるから覚悟しておけ。言いたいこと言ったし。お前のこと、本気で狙って行くから。嫁と話つけてくるから帰るな。」
ぽかんとした彩の頭にキスを落とし、部屋を後にした。