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my life

第10章 my life-千絵の秘密

どのくらい眠ったのだろうか。窓から明るい日差しが差し込んでいた。

「きゃぁ!」

俺が帰ったと思っていた彩が起きて悲鳴をあげた。

「なんだよ。そんな驚くなよ。そんな顔してるとまた抱くぞ。」
「・・・っ!!何をいってるんですか!もう!もうあんなこと止めてくださいね!奥さん、悲しみますよ!」

顔を真っ赤にさせ、彩はシャワーを浴びに行ったようだった。

シャワーから出てきた彩はまた驚いた顔をしていた。

「あの・・・石井さん、まだ帰らないんですか?」
「なに。じゃまってこと?」

「いえ、そういうわけではないんですけど・・・」
「じゃあここにいる。」

「えっ!」
「シャワー借りるな。」

彩を泣かせるのも困らせるのもいい。あの顔がたまらない。

いつかもっと素直に俺に抱かれてくれないかな。

シャワーを浴び、彩と同じ香りのするシャンプーにニヤリとした。

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