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my life

第11章 my life-本性

目が覚めるとあたりはうす暗くなっていた。

まだ戻ってきてないのか。

俺も温泉に行こうと思い、準備をして向かうとゲームセンターから千絵の声が聞こえてきた。

様子を見に行くと、知らない男たちとゲームをしていた。

「千絵。ここにいたのか。」
「あ!悠!この人たちも東京から来たんだって。お風呂の前で転んじゃって、助けてくれてね。なんとなく流れで遊んじゃってた。」
「へぇー」

一人は目元にほくろのある優しそうな男。
もう一人はロンブーの淳に似ているよくしゃべるやつだった。

「すみません。男二人で来ちゃったもんだから退屈で。相手してもらってました。」

悪びれもなく言ってくる。

「いいんじゃないか。俺、これから風呂入ってくるから遊んでいれば?」

そう言ってその場を離れた。

運転の疲れを癒すかのように風呂に入ったが、彩の香りが消えてしまうようで少し惜しかった。

千絵にどうやって切り出そうか。
彩を惚れさせるためには・・・と考えていたらのぼせそうになり慌てて風呂を後にした。

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