テキストサイズ

my life

第13章 my life-再開

ヤバい。このままだと彩が見つかってしまう・・・!

店内を確認すると、彩は崇の座ったところからは見えない席についている。

このまま気づかれずに帰ってくれればと心の中で祈った。

「誰付けます?」
「待機にいる子で。」

つっちーが相談に来た。適当にあしらって帰ってもらおう。

崇は案内した女の子が気に入ったようで楽しそうに飲んでいた。

このまま何事もなく時間がすぎてくれれば・・・・と思った矢先。

彩が付いている客がトイレに立った。

客の後ろを付いて行く彩。

崇の目の前を通ったが彩は気が付いていない。

崇は・・・大丈夫。気が付いていない。

ホッと胸をなでおろした。

・・・しかし、客が席に戻る時に崇の視線が彩を捉えてしまった。

ストーリーメニュー

TOPTOPへ