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my life

第13章 my life-再開

他のテーブルにドリンクを運んでいるとき、崇から声がかかった。

酒とウーロン茶のオーダーだった。

ウーロン茶は彩の分か?そう考えながら注文されたものを席に運んだ。

この状況をどうにかしないと。

「他の女の子も案内しても良いですか?せっかく来てくれたから特別にサービスです。」
「へぇ。特別ってなんかいいね。じゃあそうしてくれる?せっかくのキャバだし。」

提案にすんなりOK。てっきり拒否されると思っていたので意外だった。

チアキを呼びだし急いで説明をした。

彩が今付いているのは元彼で、彩のことを忘れられなくて追いかけている状態なこと。
彩が崇と二人で帰ってしまうのを避けたいこと。

「わかった。彩ちゃんを助ければいいのね!」

快諾してくれたチアキを席に案内した。

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