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my life

第13章 my life-再開

「失礼しま~す。チアキって言います。お兄さん、イケメン!誰かに似てるって言われない?」
「チアキちゃんも可愛いじゃん。う~ん。ロンブーの淳に似てるって言われるかな。」
「うんうん!似てる似てる!」

チアキと話している間も彩の腰にずっと手を回しっぱなしだった。

「何飲んでるの?私もいただいていい?」
「もちろん。今日はコイツが支払いしてくれるから。再開記念ってやつ。」
「・・・っ」

彩は辛そうに、苦しそうに笑った。

「チアキちゃん、好きなのどうぞ。」
「じゃあ・・・カシオレにしよっかな。彩ちゃんは何か飲む?」
「チアキちゃんと同じのをもう一つ頼んでよ。コイツの分。」

何かを思いついたように崇はカシオレをオーダーした。

「ほら、これ。知り合いからもらったんだけど、このサプリメント飲むとぜんぜん酔わないんだって。お前、酒だめだろ。でもこういう席なんだから付き合えよな。」
「やだ~優しい~~~。私はお酒におぼれたいタイプだから私には不要なサプリだね。」

崇からサプリメントを手渡された彩はウーロン茶で仕方ないという感じで飲んだ。

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