スケコマシ異能で異世界を無自覚蹂躙
第2章 わが国の海軍を指揮してくれたまえ
僕と同級生の女子15人は、立派な衣装に着替えさせられた。
僕は、軍人のような服を着せられ、腰にサーベルを下げている。サーベルは、飾りの剣のようで軽い。
女子たちは、ドレスである。
そして、大広間の奥に一段高いところが現れ、そこに置かれたいすに腰かける王冠を頂いた老人が現れた。
「王様の御前である」
司教が声を発したので、僕と女子15人は、その場にひざまずいた。
「ケイタ・バリンバリン、そなたをバリンバリン王国の海軍総司令官に任ずる」
国王がしわがれ声を発し、司教が辞令を僕に渡してきた。
この国の名は、バリンバリンというらしい。僕は、王族待遇となり、バリンバリンを姓にさせられた。
「ナオミ・バリンバリン、サチコ・バリンバリン、リイナ・バリンバリン、サーナ・バリンバリン、チヒロ・バリンバリン、マリナ・バリンバリン、ハルナ・バリンバリン、トウコ・バリンバリン、トモヨ・バリンバリン、シズル・バリンバリン、ムツミ・バリンバリン、ユウコ・バリンバリン、ユキミ・バリンバリン、エツコ・バリンバリン、ノブコ・バリンバリン。以上15名を、ケイタ総司令官の側室に任命する」
僕は、その女子15人全員の名前を、初めて知った。
もちろん、その場しのぎの言い逃れなので、僕はこの子たちと本当に夫婦になるつもりはまったくない。
「では、ケイタ総司令官。港に軍艦を用意してあるので、さっそく指揮をして戦ってきてもらいたい」
「えっ?」
わあー、どうしよう?戦闘指揮なんて、知らんぞ、おい…。
もちろんゲームでは、やってたが…。
「え…っと、敵国はどこです?敵は何隻です?」
「敵国の名は、カランカラン国じゃ。敵海軍の現在の保有隻数は2隻。これが、めっぽう強くての。わが国の隻数はいちおう3隻あるんじゃが、撃ち負けてしまってるんじゃ」
「武器は?」
「敵艦とわが国の艦は、同じ型の艦じゃ。砲門数も砲の口径も同じ」
そうか、それじゃ作戦しだいでなんとかなるはず。
「わかりました、やりましょう」
やらなければ奴隷にされるし、失敗しても奴隷にされる。いちか、ばちか、だ。
「ケイタくん~♡がんばって~♡」
と女子たちが僕の頬に次々にチューをしてきた。
僕は、思わぬキスにぼうーっとなった。
僕は、軍人のような服を着せられ、腰にサーベルを下げている。サーベルは、飾りの剣のようで軽い。
女子たちは、ドレスである。
そして、大広間の奥に一段高いところが現れ、そこに置かれたいすに腰かける王冠を頂いた老人が現れた。
「王様の御前である」
司教が声を発したので、僕と女子15人は、その場にひざまずいた。
「ケイタ・バリンバリン、そなたをバリンバリン王国の海軍総司令官に任ずる」
国王がしわがれ声を発し、司教が辞令を僕に渡してきた。
この国の名は、バリンバリンというらしい。僕は、王族待遇となり、バリンバリンを姓にさせられた。
「ナオミ・バリンバリン、サチコ・バリンバリン、リイナ・バリンバリン、サーナ・バリンバリン、チヒロ・バリンバリン、マリナ・バリンバリン、ハルナ・バリンバリン、トウコ・バリンバリン、トモヨ・バリンバリン、シズル・バリンバリン、ムツミ・バリンバリン、ユウコ・バリンバリン、ユキミ・バリンバリン、エツコ・バリンバリン、ノブコ・バリンバリン。以上15名を、ケイタ総司令官の側室に任命する」
僕は、その女子15人全員の名前を、初めて知った。
もちろん、その場しのぎの言い逃れなので、僕はこの子たちと本当に夫婦になるつもりはまったくない。
「では、ケイタ総司令官。港に軍艦を用意してあるので、さっそく指揮をして戦ってきてもらいたい」
「えっ?」
わあー、どうしよう?戦闘指揮なんて、知らんぞ、おい…。
もちろんゲームでは、やってたが…。
「え…っと、敵国はどこです?敵は何隻です?」
「敵国の名は、カランカラン国じゃ。敵海軍の現在の保有隻数は2隻。これが、めっぽう強くての。わが国の隻数はいちおう3隻あるんじゃが、撃ち負けてしまってるんじゃ」
「武器は?」
「敵艦とわが国の艦は、同じ型の艦じゃ。砲門数も砲の口径も同じ」
そうか、それじゃ作戦しだいでなんとかなるはず。
「わかりました、やりましょう」
やらなければ奴隷にされるし、失敗しても奴隷にされる。いちか、ばちか、だ。
「ケイタくん~♡がんばって~♡」
と女子たちが僕の頬に次々にチューをしてきた。
僕は、思わぬキスにぼうーっとなった。