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廃屋的B少女

第1章 ヤコブの梯子

こうですか?わかりません??

   ∩___∩
   | ノ      ヽ
  /  ●   ● |
  |    ( _●_)  ミ
 彡、   |∪|  、`\
/ __  ヽノ /´>  )
(___)   / (_/
 |       /
 |  /\ \ ドシン!
 | /    )  )
 ∪    (  \ ドシン!
       \_)


そうかも知れない、そうだ!・・・・d(゜△゜。)っ)。

ムーミンは普段の生活は裸なのに泳ぐ時だけ水着を着る

「了解なりー!質問がありまーす、泥沼化をでぬかと読んでも通じますか?」「通じません」

落ち着け!落ち着くんだ!事態は絶望的と云う他ない、
カラッポになった心は何をもっても満たせやしない。

堂々巡りの袋小路、373と云う名の少女の裸、それは誰しも知ってるはずの世界(ミンコフスキー空間)を不意に名前もなく住所もない「のっぺらぼう」的環境(異世界)

へと変容させてそれと向かい合う存在にその白痴の表情を共有せよと迫る愚鈍な残酷さとも云うべきものだ。

(互いに手を携えて白痴の道を歩む他あるまい…)

その行動の規範としての常識を無効にしながら視線から距離感を奪うべく視界に浮上する光景は荒唐無稽だ。

そして荒唐無稽な戯れこそ僕たちの日々の体験にとって親しい現在と云う瞬間であるのかも知れない。

どうしてこれほど酷似しているのか?

思考はその真の恐ろしさにうすうす気がついているが故に、まるで子供が暇潰しに戯れる謎遊びのように問題を解答に因って埋められる瞬間を空しく待ちながら「他人の空似だ」ぐらいにしか考えようとはしない。

余りにも寂しい夕暮れ時、団子虫と戯れる女児の姿が脳裏に重なって見えた。続く(・。)っ)…


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