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りさと3人のDoctors

第16章 治療のはじまり



ベッドが止まると、蒼はパチパチと手袋をはめて準備をした。

りさは不安と恥ずかしさに駆られる。




「そしたら始めるよ。ちょっとごめんね。」


「やっ…。」




蒼がタオルケットを捲ろうとすると、りさはそれを阻止する。




「りさ、隠したらできないよ。」


「だって、は、恥ずかしい…。」


「大丈夫。恥ずかしかったら目瞑ってていいから。」




そう言って、蒼はさっとタオルを捲り上げ、りさはぎゅっと目を瞑った。


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