テキストサイズ

明日への希望はあなたがくれた

第3章 部屋

紗南side




目が覚めると隣には棗の寝顔…




それにビックリして思わず声が出そうになるのをこらえ、身じろぎだけで耐えた。


(起こしちゃかわいそうだもんね。泊めてもらってるんだし)


そしてふと気付いた。


(私、昨日どうやって寝たっけ…)


お風呂に入った後の記憶がない、、、


紗南「あっ…」


棗「よう。のぼせやろう」


紗南「~~~ッ///」



しまった。。。

裸を見られた恥ずかしさと泊めてもらっておいてお風呂で寝て着替えまでしてもらっている恥ずかしさで何も言えないでいると


棗「なぁ、お前のアリスって自分にも使えんの?」


紗南「え、う、うん」


棗「16歳になってみろよ」


紗南「???」


パチン「16歳」


ボンっという音と共に紗南が16歳になる。


棗「胸、成長すんのな」



紗南「~~~っ///あんたってやつはっ///」


棗「風呂で寝るお前がわりぃ」




紗南「絶対に誰にも言わないでよね!!!」


棗「…さぁな。先行くぞ」


紗南「あ、待って!泊めてくれてありがとう!!」


棗「着替えさせてくれて、もだろ?」


紗南「…///」

恥ずかしくて返事はしなかった。



そのあとは棗は先に学校へ行き私はタカハシさんに鍵を開けてもらい事無きをえた



ストーリーメニュー

TOPTOPへ