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明日への希望はあなたがくれた

第4章 任務

棗side



紗南「私はこの先何があっても棗を信じるよ。だから棗も私の事信じて。棗の守りたいもの、私にも守らせてくれないかな?」



紗南まで巻き込んではいけない。そう思ってた。


でも紗南の考え方は違って自分よりも俺や俺の周りの事を考えてくれている。


心に刺さって取れなかった棘が少し取れたような感覚だった


気付くと俺は涙を流していた。


紗南が俺の胸にうずめてた顔を上げてこっちを見る


棗「見てんじゃねぇ」


紗南「ふふっいつもの迫力ないよ?」


棗「うっせ」


紗南「ね、今日は一緒に寝ていい?」


棗「襲われてもいいならな」



紗南「なっ///」


棗「もう2回もお預け食らってるからな」



俺がそう言うと紗南は顔を真っ赤にする




ふっと笑って部屋に入る俺におとなしくついてくる紗南



棗「ついてくんなら襲ってもいいってことだよな?」



紗南「なっ///ち、違う!!///」


棗「選んだのは紗南だろ?」



散々からかった後、紗南の髪の毛を乾かして布団に入った



さすがに疲れてるのか紗南はすぐに寝息を立てた


棗(またお預けかよ、、、)





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