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明日への希望はあなたがくれた

第5章 セントラルタウン

紗南side




紗南「へぁっ⁉////」



棗「ふっ間抜け面」


紗南「う、うるさい////」



棗「で、返事は?」


紗南「……あの、ね?私、棗と付き合いたい。その気持ちに嘘はない」


紗南「でも、ね、私の過去がそれを邪魔するの。棗に私は釣り合わない。汚れてなくて、もっと純粋なこの方が…」


棗「一人で決めつけてんじゃねぇよ。何があったのかは言いたくなかったら聞かねぇ」


棗「でも判断するのは俺だ。俺は紗南じゃなきゃ付き合いたいと思わねぇ」


棗の素直な言葉に涙がこぼれる。



棗「お前、この前俺に言ってたよな?一緒に乗り越えていこうって一人で抱え込むなって。俺はあの言葉に救われたし、あの言葉がなかったら今こうして紗南に告白なんかしてねぇかもしれねぇ」




紗南「棗…」


棗「お前の抱えてる過去ごと俺が愛してやるよ」




紗南「……っ!後悔してもしらないよ…?」


棗「上等だ。この先何があっても離さない」




そう言って棗は私に優しいキスを落とす


紗南「棗、、これから先もよろしくお願いします」


わたしは笑顔で棗に気持に答えた



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