無料で楽しめるちょっと大人のケータイ小説

口を離して指で攻めながら私を見下ろしている。
痙攣した身体はよじれるほどオーガズムを感じていた。




乱れた吐息のまま攻め立てる腕を掴んで首を振る。
お願い……もうダメ。
これ以上いったらおかしくなる。




「佐野くん…じゃダメなの？」




だからちょっと虐めてあげる。
え〜？って不服そう。
呼び間違えたらそれこそアウトだよ？
でも彼からの瑠華さん呼びは痺れたけどね。




拗ねてる顔も可愛い。
少し身体を起こし向かい合った。




「アハハ…わかってる。特別な感じが欲しいんでしょ？」




そう言うとパーッと明るい表情になりニッコリ笑顔。
敵わないな……だったら呼んであげる。
彼の膝に手をつき顔を近付けたら………




「じゃあ次は快くんのココ……舐めていい？」




言いながら手で触れて確かめる。
固くて大きくなってるね。
手だけでも気持ち良いの…？
こんなの序の口だから……




「その呼び方……最高です」




ゆっくり寝かせて立場逆転。
今度は私が攻める番。




手で攻めながらキスを繰り返す。
どんどん固くなる。




「快くん……どうしてほしい？」




ビクッと動く筋肉。




「一緒に……気持ち良くなりたいです」




誰かの言葉でこんなに熱くなったことはない。
まだ自分も知らない、自分の中の眠っていた欲情が刺激されていく。
初めての行為なのに身体は火照り淫らになる。




互いに舐め合うことに恥じらいなどもうどこにも存在しなかった。
身体の芯から興奮してる。
欲しい……ひとつになりたい………




彼の手がコンドームに伸びる。




なかなか開かなくてアタフタしてる仕草も尊く感じるよ。
あんなにテクニシャンなのにゴムは慣れてないのかな？
やっと開けて取り出したけど向きがわからないみたい。




「貸して…？」




「あ……」




「今まで生でしてたの？」




「いえ……実はかなりご無沙汰でして」




「そうなの？すごく上手だよ」




「瑠香さんが…綺麗だから……夢中で、あっ…！」