不埒に淫らで背徳な恋
第3章 【破滅的な愛でしょうか?】
会社の休憩スペース、暗くして服脱いで……こんなことしてる二人。
イケナイ関係続けてる。
道徳に反しながらスリルを味わって身体ごと感じてた。
どうしたの…?
ヒクヒクしてるよ…?
じっとしててよ……声我慢しないでいいよ?
今は二人きりだから。
目の前で喘いでるキミに濡れてしまうよ……
早く脱がせて欲しい……
でもまだ虐めたい……
顔歪めて腰浮かせてよ……
下着の上から甘噛みしてあげる……
直接触ってほしいんでしょ…?
ダメ……もっと感じてる顔拝んでから……
自分でずらそうとしたから横に倒して寝かせた。
立ち上がる私は自らショーツを脱ぐ。
それをジッと見つめる彼は街灯に照らされた私を綺麗だと呟いた。
触れるようで触れない。
一番感じるところはおあずけ。
物足りない顔してる……可愛い。
足動かしちゃって……疼いてるの?
「瑠香さん……もう……」
「我慢出来ない…?」
「はい……」
「ダメ……我慢して」
「でも……瑠香さんのが欲しい」
「私の何が欲しいの…?」
そう聞くと手を引かれ顔の近くに立たされた。
太ももあたりにキスされて指が股の中に……当たってる。
「ここ……欲しいです」
お腹にもキスされて上目遣い……ゾクゾクする。
こんな煽り方……どんな女に使ってきたの?
ご無沙汰なんて見え透いた嘘つかないで。
セックスの仕方でわかるのよ…?
慣れてるのかどうか……
女の喜ばせ方……熟知してるじゃない。
その甘い声でおびき寄せて……
その身体で攻め倒されたら……
「じゃあ……いかせてくれる?」
こんなセリフも、キミじゃなきゃ言わない。
誰にも言ったことのないセリフでも恥じらいなく言えるのはキミのせいだよ。
再び寝かせて顔の横に膝を付いた。
顔を挟んだら……彼の両手で固定される。
グッと近付いて舌が入ってくる感覚に身体が震えた。
暗くてもわかる……ずっと私の顔見ながら音を立ててる。
支えてないと膝立ちすら出来ない状態だ。
後ろに手をつきながら押し寄せる快楽に耐えてる。
舌の動きに合わせて気持ち良いところに当てていってしまう。