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社長と私

第3章 最後にもう一度だけ

客人は旦那だった

旦那は私と社長の関係を知っていたのだ

だからこの宿に…

だけど…どうして?

混乱する私の口に旦那の指が入ってきた

「あぁっ、嬉しい…里奈がイクところを見れて…待ち遠しかったよこの日が…」

舌を指でなぞられ、私も旦那の指をしゃぶった

指が抜かれると旦那のペニスが入ってきた

怒ったかのように勃起したペニスが私の口を犯していく

旦那は私の胸を鷲掴みにしながら、腰を振った

痛さと苦しさで涙が出てきた

「あぁっ、いくよ、出すよっ、うっ」

慣れ親しんだ性液の味だった

乱暴に掴まれた胸が痛かった

「ねぇ…いつから知ってたの?」

答えるかのように旦那が入って来た

「あぁっ…あぁん、待って、ねぇ」

旦那のペニスは先ほど精子を吐き出したのを忘れたかのように、再び膨張していた

「ねぇ、あんっ、ずっと…知っていたの?」

普段の慈しむようなえっちではなく、乱暴に自分の欲求だけを果たすような腰使いで、私のおまんこにペニスを打ち付けて来た

「あぁっ、あー、だめだめ、いくぅ、いくぅ。またいっちゃうーあー!!!」

涙が溢れた

私は今まで旦那ではいけなかったのだ、それが今日は何度も果てている

「あぁー気持ちいい…気持ちいいよ…」

譫言を繰り返す私に再び快感が襲って来た

「あぁん。あんっ…お願い…もっと…もっとして、大好き、んんっ」

舌先を絡ませて私たちは快楽を貪った

何度も何度もお互いの身体で果てた

以前来ていたときよりもはるかに濃厚なえっちが出来て、私たちはお互いを大切に、乱暴に愛した

気づけば朝を迎え、社長はいつのまにか消えていた

まどろむ意識の中、社長が目隠しした帯の紐を見つめ、私たちは繋がりながら眠った
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