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ひなとDoctors 〜柱と呼ばれる医師たち〜

第82章 傑と悟

-ひなのside-




藤堂「ひなちゃーん。」



「ん……んん…」



藤堂「点滴終わったよ。気分どうかな、目眩落ち着いた?」




ゆっくりと目を開けて天井を見てみると、さっきより身体が軽い感じ。




「はい。さっきより楽になりまし…」




と藤堂先生の方を見ると、隣に五条先生が。




「五条先生…」



「大丈夫か?」



「あれ…出張は…?」



「終わって帰ってきたぞ。ったく、そろそろ体調崩すだろうとは思ってたんだ。だから今回の出張は行きたくなかったんだが…きっちり俺のいない間に倒れたな。飯ちゃんと食ってるって、LIMEで嘘ついてただろ。笑」




と言いながら、五条先生はわたしのおでこをツンと押した。




「ごめんなさい…」




すると今度は頬に手を添えて、




「寂しかったか?」




コクッ…




「熱出なくてよかった。ちゃんと藤堂先生のとこ来たんだな。えらかった。」



「夏樹と傑に連れて来…って夏樹と傑は??」



「2人ともついさっき帰ったぞ。また月曜日に会おうなって。」



「そっか。」



藤堂「そしたらひなちゃん。検査結果出てるから、少しお話ししようか。」




と身体を起こしてもらい、検査結果を見せてもらった。


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