ひなとDoctors 〜柱と呼ばれる医師たち〜
第86章 夏旅
工藤「夏樹かよ…。先生方、お騒がせして申し訳ありません。あいつなら心配いらないんで、放っておいて大丈夫っす…。」
「いえ、俺もひなだと思い込んでましたし、ひなが写真撮ろうとしてって言ってたんで、夏樹が刺されたのは恐らくひなのせいかと…。」
藤堂「傑。それで、夏樹は今どんな状態?」
七海「刺されたところがミミズ腫れになってて、ピリピリするんだって。針はないし、海水でめっちゃ洗ってみたけど。」
宇髄「藤堂、刺された箇所の写真撮って送ってもらえ。」
藤堂「はい、わかりました。」
すると、写真はどうやらひなが撮ったようで、すぐにひなから藤堂先生のLIMEに送られてきた。
ふくらはぎのあたりにミミズ腫れが広がっているが、範囲はそこまで広くない。
宇髄「このくらいならとりあえず薬塗って、明日帰ってから診てやれば大丈夫だろ。」
「それなら、ひなに持たせてる薬があります。」
と、電話をひなに代わってもらった。