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ひなとDoctors 〜柱と呼ばれる医師たち〜

第87章 帰るまでが遠足

-ひなのside-




_____翌日




朝早く、ICUから内科病棟に移って来て、藤堂先生と宇髄先生と五条先生が揃って回診に来た。

宇髄先生と五条先生が自分の回診を終わらせた後なのか、朝の回診にしては遅めの時間。




藤堂「少し長めに聴かせてね。ゆっくり深呼吸してー…」




あ〜、五条先生がいるのに恥ずかしい…//



って思いながら、まずは藤堂先生の診察を受けて、昨日わたしが倒れた話に。




宇髄「生理が早く来たのは、心配しなくて大丈夫だぞ。慣れない旅行でちょっと身体が驚いただけだ。」



「じゃあ、病気じゃないですか?」



宇髄「あぁ、何ともない。だから、昨日倒れたのも生理のせいではない。」



「え?生理痛のせいじゃないんですか…?」



宇髄「違う。昨日はひなちゃんの身体が驚くようなことがもう一つあった。」




驚いたことがもう1つ…?




藤堂「ひなちゃん。昨日ひなちゃんはね、アナフィラキシーショックを起こして倒れたの。」



「ぇっ…」




アナフィラキシーって…




「どうして?わたしピーナッツ食べてないのに…」



五条「ピーナッツじゃない。他に思い当たることあるだろ。」




ピーナッツ食べてないのに原因って何?

思い当たることって、わたし何かしたっけ?

しかも、五条先生謎にちょっと怒ってるし…

アナフィラキシーの原因は…



あ、そういえば…!


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