ひなとDoctors 〜柱と呼ばれる医師たち〜
第88章 甘いお仕置き
「あっ…ひゃっ……ぃやっ…///」
わたしの胸はお湯の中。
バスミルクも何も入れていない、ゆらゆら揺れる透明なお湯の中で、ゆらゆら揺れるはずのない小さな胸が、ゆらゆら揺れているみたいに目に映る。
「何やなの…?ほら、嫌じゃない。ちゃんと見せて…」
さっきまでとは全然違う。
低くて甘くて、色っぽくて…
そんな五条先生の声と水の音が反響して、それがさらに、なんともわたしをドキドキさせてくる。
「五条先生…ヤダ、ダメ…恥ずかしぃ……」
言いながら、掴まれた手を解こうとするけどビクともせず、
「こーら、暴れないの。暴れたら、もっとお仕置きするぞ…?」
と、五条先生はわたしの両手をお腹の前でまとめると、空いた片手でわたしの胸を優しく包んだ。