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ひなとDoctors 〜柱と呼ばれる医師たち〜

第90章 デート



そして、車からひなの荷物を降ろして、夜間窓口で入院手続きを済ませたら、急いでひなの病室へ。

ひなは点滴を入れてもらい、咳止めの注射も打ってもらったようで、既に眠りについている。




宇髄「ひなちゃん、熱はもう上がりきってるから、数日安静にしてれば問題ないぞ。喘息も風邪が治れば大丈夫だ。」



「ありがとうございます。夜中に突然すみませんでした。」




そう言って、ひなの頭を撫でながら、




「……ひな、俺のせいで熱出したんです。家に帰ったら、ソファーで泣きながら寝落ちしてました…。だから、なるべく病院には連れて来てあげたくなくて。でも、もっと早く連れて来るべきでした。ひなが言ったんです、病院行こうって。よっぽどしんどかったんだと思います。俺、ひなにつらい思いさせてばっかりで…。ごめんな、ひな……」




と言うと、




宇髄「それだな。その言葉とその顔。」




って宇髄先生が。


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