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ひなとDoctors 〜柱と呼ばれる医師たち〜

第93章 誕生日の温泉旅行



「露天風呂、"入ろうか"って言っただろ。"入るか?"ならまだしも"入ろうか"って言ってんだから、一緒に入るに決まってんだろ。何1人で入ろうとしてんだよ!」




そう言うとひなは、みるみる顔を真っ赤にして、




「ご、五条先生と一緒に入るの…!?///」




って、まだ脱いでもないのに胸の前で手をクロスさせる。




「当たり前だろ。」



「で、でも外明るいし!は、は、恥ずかしい…っ!!」



「家で一緒に入った時も明るかったんだから大丈夫だ。恥ずかしいのは仕方ない。俺もそれなりに恥ずかしい。」




そう言って、俺はひなの前で上半身の服を一気に脱ぎ、




「うわぁぁっ!!」




と目を覆うひなをよそに、バスタオルを取りに行って、下も全部脱いで、腰にバスタオルを巻いて、




「ほら、ここにタオル置いとくから。体に巻いて外おいで。俺、先に入っとくからな。」




と言い、露天風呂に入ること約5分。

髪を束ね、バスタオルをしっかり体に巻いたひながもじもじしながらやって来た。


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