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ひなとDoctors 〜柱と呼ばれる医師たち〜

第93章 誕生日の温泉旅行

-ひなのside-




五条先生が露天風呂に行っちゃって1人取り残された。



俺もそれなりに恥ずかしいって、どこがよ…



勢いよく服を脱ぐから、なんとなく見えてしまった五条先生の上半身が頭から離れない。



あ〜、もう。

わたしは本当に恥ずかしいんだから…!



そう思いながらも服を脱ぎ、無い胸がさらにぺたんこになるくらいにバスタオルを巻いて外へ出ると、



ドキッ…



湯船からはみ出る五条先生の上半身を今度はがっつり見てしまい、心臓が激しく興奮する。




「おいで。」




五条先生が手を伸ばしてくれるけど、その濡れた腕とか、その腕の奥下にチラッと見える脇毛とか、そのまた奥に見える乳首とか…

見るつもりはないのに視線を外すことができなくて、



…ゴクッ



と固まっていると、




「どこ見て固まってんだ。ほら、寒いんだから早く入れ。」



「ぇ、ぁ、きゃぁっ!!」




湯船の中で立ち上がった五条先生に腕を掴まれ、引き寄せられ、バスタオルを剥がされ、ひょいっと体を持ち上げられ、わたしはお湯の中へ。


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